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企業の気象防災には気象庁の「大雨警報の危険度分布」ページがおすすめ

昨日7月8日午前6時ごろ愛知県一宮市では土砂降りの雨が降りました。ここ連日雨が降り今後もそれは続く予報。また、九州では河が氾濫するなど災害も発生しています。そのため日頃より気象状況には警戒していて、朝から気象情報をずっと見ていました。名古屋市、岐阜市、犬山市などで警報がでていました。岐阜市・犬山市は従業員の住所なので通勤に影響が出るかもしれないと、7時ごろに(従業員に)警報中は一応待機してくださいと伝えました。そうしているうちに、7:30頃、私の自宅の玄関先ではもうすでに雨がやみ始めました。ホっとしていると、一宮市に警報がでました。なんで今頃?

警報によって会社の出勤や退勤のタイミングを計る企業は少なくないと思いますが、それも暴風警報が多く、大雨や洪水警報はあまり参考にしない傾向にあるように思います。それは過去の慣例から考えれば当たり前のことかもしれませんが、しかし、最近暴風がなくとも浸水被害に遭うほど大雨が最近多くなっていることを考えると、大雨に関しても何らかの基準を持つ必要があると思います。
(ちなみに、最近「警戒レベル」というのが設定されましたが、本格的な避難開始段階に該当する肝心の警戒レベル4を、特に遠隔地から察知する方法が容易ではないと思うのは私だけでしょうか。)

そこでご紹介したいのが気象庁の大雨警報(土砂災害)の危険度分布です。
気象庁のHP → 「防災情報」のタブ → 大雨・洪水警報の危険度分布 の「土砂災害」をクリックしてもアクセスできます。

このHPをおすすめする理由は、実際の大雨による危険度合いが地図上で分かること。7月8日の午前7時ごろは名古屋市に大雨警報がでていましたが、名古屋市の北半分を見る限り、守山区の一部のみしか該当しません。私が住んでいる一宮市も注意の警戒レベル2です。(ちなみに警報が出るのは警戒レベル3です。) テレビなどで見る警報情報では、市区町村全体がそのレベルの危険に陥っているように思われ、そしてその影響によって近隣の市区町村も危険が高まっているのではないかと危惧しますが、実際の危険度を見ると、警報が出ていても実際に危険度が高いのはその市区町村の一部でしかない場合があることが分かります。これまで大雨警報などが出ても大して警戒されなかった背景にはこうした認識の誤差があったのではないかと思います。そして、これからはこうしたリアルタイムに近い状況が確認できるツールがあるのでこれを使わない手はないと思います。

ちなみに、同じ日の8:40頃の下呂市周辺の危険度分布です。この日下呂市萩原町付近で飛騨川が氾濫していますが、下呂市より北側の広範囲で紫色が表示され極めて危険な状態になっていることが分かります。こうした広範囲に渡る大雨(豪雨)が近づいている場合は、一時的に治まる可能性は低く、車での走行が困難になるほどの浸水(もっと進めば床上浸水)の危険性が高まると予想されますので、本格的な警戒が必要だと思われます。

なお、私は防災の専門家ではありませんので、避難判断等は各自のご判断でお願い致します。当コラムは、あまり参考にされなかった警報・注意報に代わりになるかもしれない、気象防災の状況判断に役立つツール(WEBページ)のご紹介でした。